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A2・A1・A0 大判ポスターを URL から作る方法

看板・ポスター・展示用の大判印刷物を、KiRiNUKi.ONLINE で Web ページから直接生成する手順と注意点を解説します。

大判印刷とは

A3 以上の用紙サイズを一般に「大判」と呼びます。KiRiNUKi.ONLINE は A2 (420×594mm)、A1 (594×841mm)、A0 (841×1189mm) といった ISO A 系大判、さらに B2 (515×728mm)、B1 (728×1030mm)、B0 (1030×1456mm) の JIS B 系大判にも対応しています。

これらのサイズは、駅構内広告・店頭ポスター・イベント告知・学会ポスターなど、遠くから視認させる用途で使われます。Web ページのデザインをそのまま拡大してポスターにしたい場合、KiRiNUKi.ONLINE を使えば印刷会社に入稿可能な PDF を直接生成できます。

大判印刷での DPI の考え方

家庭用プリンタや小型印刷では 300dpi が推奨ですが、大判ポスターは「視聴距離」に応じて適切な DPI が変わります。

・目の前で見る (50cm 以内): 300dpi 推奨。名刺・はがき・チラシなど。 ・1m 前後で見る: 200dpi でも十分。A3〜A2 ポスターなど。 ・3m 以上離れて見る: 100〜150dpi で問題なし。A1〜A0 駅貼り・看板など。

DPI を落とすとファイルサイズと処理時間が大幅に減ります。A0 を 300dpi にすると約 1 億ピクセルになるため、ブラウザのメモリ不足で失敗する可能性があります。大判は 150〜200dpi を推奨します。

A0 ポスターを作る手順

1. URL を入力してキャプチャする。長大なランディングページなら遅延を 5〜10 秒に設定。 2. キャプチャ完了後、プレビューからドラッグで必要なブロック (ヒーローセクション、CTA、主要コピーなど) を選択。 3. ツールバーで「A0」をクリック。縦横の切替ボタンで向きを調整。 4. DPI は 150 または 200 を選択 (ファイルサイズとのバランス)。 5. 形式で「PDF」を選択、カラーは CMYK、塗り足し 3mm、トンボ ON を選択。 6. 「PDF で保存」をクリックするとダウンロードが始まります。

注意点: ブラウザのメモリと処理時間

大判サイズの高解像度出力は、ブラウザ側で大きな Canvas を作って合成するため、メモリを多く消費します。A0 / 300dpi は約 1 億ピクセル (9933×14043px) になり、Chrome でも 1〜2GB のメモリを使います。

出力中に画面がフリーズしたり、タブがクラッシュした場合は、DPI を 150〜200 に下げる、他のタブを閉じてメモリを確保する、または複数のブロックを 1 つにまとめて減らすといった工夫をしてください。

それでもダメなら、A1 や A2 で 2 枚に分けて印刷し、貼り合わせる方法もあります。

大判印刷を扱う印刷会社

日本国内で大判ポスターを扱う主要な印刷会社には、以下があります (それぞれの入稿ガイドをご確認ください)。

・プリントパック: B2 までオンライン注文可能 ・グラフィック: A0 までオンライン注文可能、大判ポスター専用プランあり ・ラクスル: B2 まで対応 ・アクセア: 店頭持込 or オンラインで A0 対応、即日仕上げ可能 ・キンコーズ: 店頭持込メインで大判プリント対応

いずれの会社も CMYK + 塗り足し 3mm + トンボ ON の PDF を推奨しています。KiRiNUKi.ONLINE の PDF 出力で問題なく入稿できます。

KiRiNUKi.ONLINE で試してみる

この記事で紹介したテクニックを、さっそくツールで実践してみましょう。

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